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自社の魅力発見セミナーを開催しました。

7月18日（水）・8月8日（水）の2日間、区内企業採用担当の皆様にご参加いただき、「自社の価値を再発見する」「求職者の方に向けて、自社の価値の魅力的に発信する」ことを目的として、当セミナーが開催されました。

1日目の前半は、大東印刷工業株式会社の中島さんより、自社で行っている、メディアや無料イベントを活用した魅力の発信法、オリジナルの選考方法や内定者フォローなどの実践を、他の企業さんでも応用しやすいよう、わかりやすく紹介していただきました。

その後の工場内を見学。
見学時のために用意されたマイクや説明用のカンペなど、先のお話に追加して登場する工夫の数々に感心するばかり。
すべての工夫を貫く、「求職者が本当に必要としていることは何か」を大切にする姿勢と、数々の工夫を精力的に展開する熱意は、求職者の方の視点から見ても、とても魅力的に映るだろうと感じました。

1日目の後半は、株式会社サンコーの有薗社長に講師を務めていただきました。
サンコーさんは、印刷業の傍ら、シェアオフィスを展開し、在籍するクリエイターとともに企業のブランディングをサポートする事業も展開。そのノウハウを生かして、求職者に発信する自社の魅力の「核」の部分を考案する方法についてご教授いただきました。

ついつい「売り手の言葉」（「当社は～ができる、～がある」）で話しがちな自社の魅力。これを、「買い手の言葉」（「当社はあなた（求職者）に～を与えることができる」）に転換することができれば、求職者により強い印象とメッセージを残すことができる。具体例を用いてわかりやすく、かつ理論的な有薗さんの説明に皆さん納得の様子。有薗さんからの「課題」をもらって、この日は解散となりました。

2日目は、参加企業の皆さんによる、「自社の魅力のプレゼン会」を実施しました。
台風が直撃するという中集まった皆さん。悩みながらも「課題」に向き合い、様々な工夫を以て自社の魅力を発表してくださいました。

プレゼン後には、中島さん・有薗さんをはじめ、参加者全員でコメントを交換。
異なる業種・企業の皆さん全員で、一つ一つの企業の発表に真剣に向き合いながら、自社の魅力とその発信方法に考えていく、本当に貴重で密度の濃い時間でした。

終了時、参加者の皆さんからは、
「自社のそんな部分が魅力になると思わなかった」
「あの表現は思いつかなかった」
「今まで忙しくてスルーしていた部分に、真剣に取り組もうと思った」
などの感想をいただきました。参加者一人一人が、様々な気付きを得た様子でした。

各担当者様にはぜひ、今回得たものを活用して採用活動を展開していただき、多くの求職者の方に、それぞれの企業様の魅力が伝わってほしいと思います。

次は、11月7日（水）10時から12時、墨田区役所12階会議室で、「採用力アップセミナー」を開催します。区内企業のご担当の方々のご応募、お待ちしています。