株式会社間中木工所

特注家具の提案・設計・製作を通じて、お客様の理想や想いを形にする

高度な技術と職人の思いを込めた手作りで
提案・設計・製作・取り付けまですべてを担う

大正13年に現在の東京墨田区で「木材加工屋」として創業した株式会社間中木工所は、創業当時から「技術で社会に貢献する」を理念に、しっかりとした技術力を培ってきました。そんな同社の強みや魅力を、入社5年目で後継者でもある間中建治さんに聞きました。
「当社は特注家具の製造を行っていますが、単に製造するのではなく、ヒアリング・提案・設計・製作・取り付けまですべてを行っています。お客様の声に耳を傾け、要望に合った最適な家具を職人が思いを込めて手作りで生み出しています。それが当社の大きな強みであり魅力です。また、当社は早くからホームページに力を入れ情報発信をしているので、お客様から直接の問い合わせも多くいただいています」
オフィスや一般住宅、公共施設など多くの実績を持つ同社は、これからを担う人材の育成にも注力しています。人材育成についてお伺いしました。
「職人技を活かしていく世界ですが、基礎的な知識や機械の取り扱い方などは入社時にしっかりと教えていきます。とくに安全に関することは丁寧に教育します。OJTで簡単な作業を先輩と一緒に進めることで、技術を少しずつ身に付けていきます。上手くできれば自信につながりますし、着実にステップアップできます。分からないことがあれば先輩が丁寧に教えていきます」
丁寧な指導と、失敗を恐れない前向きな姿勢が、人材育成の特徴だと間中さんは語ります。
「最初は失敗して当然ですので、失敗を次に活かせば良いという考えで育成しています。お客様の理想を形にしていく仕事なので、時には仕事や技術に対して厳しいこともありますが、全員が良いものを作っていこうという思いで仕事に取り組んでいます」

これまでのやり方や先入観などにとらわれず
最善は何かを考えて新たなモノづくりを展開

長い歴史とともに蓄積された同社の高度な技術力について、次のように語ります。
「これまでに蓄積された、たくさんのノウハウや職人技を継承していかなければならないと考えています。言語化、マニュアル化が難しいので、動画などを活用して、できるだけ理解しやすいように工夫しています。また、技術力向上のために技能検定2級取得も推奨しています。技術や技法、お客様の要望は時代とともに変化していますので、これまでのやり方にとらわれないようにしています。固定観念や先入観を持たず、決めつけをせずに最善なものを生み出すためにはどうすればよいかを考えています」
今後についてもお聞きしました。
「私自身は現在、技術を習得するために経験を積んでいますが、これからは営業にも注力して、現在のお客様との関係を強化するとともに、新たな販路も開拓しようと思っています。また、今後に向けてものづくりを伝えていく必要があると感じています。区のフェアなどにも積極的に参加してワークショップを行い、子どもたちや若い人に木工家具の魅力を伝えて盛り上げていきたいですね」
そして間中さんは、将来の事業展開と人材育成への熱い思いを語ってくれました。
「当社は取り付けまで行うので、お客様が喜ぶ姿を目にしたり、良いものを作ってくれてありがとうの言葉を聞いたりすると、うれしさと達成感があります。当社は休みもしっかり取れますし、仕事を進めやすい環境の整備にも注力していますので、ものづくりが好きで夢中になれる人に来てほしいと思っています」
自社の人材育成や働く環境の整備だけでなく、木工家具の将来も考える同社なら、技術をしっかり身に付けて成長できると感じました。

募集要項

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