アポロ印刷株式会社

細かな対応と確かな提案力で変革の時代を生き抜く印刷会社

印刷工程の外注化、企画の内製化などで
印刷業界の変革に対応

アポロ印刷株式会社は、1964年創業の印刷会社です。ポスター、パンフレット、飲食店のメニュー、ノベルティなど、幅広い印刷物を手がけています。
代表取締役社長の飯島惠藏さんは、同社の転換点について「1990年代に、それまで社内で行っていた印刷工程を全面的に外注化しました」と語ります。
自社に印刷機を置かず、全国各地の印刷工場に発注することで、地方のクライアントには地域の印刷工場を活用し、輸送費を削減。同時に、社内にデザインや企画部門を設置し、内製化を進めることで利益率の向上を実現しました。
同社の最大の強みは「クライアントとの長期的かつ深い関係性」にあります。
「10年以上お付き合いのあるお客様が多く、細かなご要望を理解した上で業務を進めています。当社と同等の対応ができる同業他社は少なく、高い信頼を得ています」と飯島さんは自信を込めて話します。
また、営業スタイルは多くの企業にアプローチする水平展開型ではなく、既存クライアントへのきめ細かな提案を重視する垂直展開型を基本としています。そのため、「コミュニケーション力と提案力のある人材を求めています」と飯島さんは話します。

社員のためのお弁当制度
少人数だからこそできる細やかな気遣い

飯島さんは、アポロ印刷の人材育成について次のように語ります。
「まずは社内で印刷に関するノウハウを学びます。その後、先輩社員に同行して業務を習得し、簡単な仕事から徐々に任せ、最終的にクライアント担当として独り立ちしてもらいます」
納品前などの繁忙期には残業が発生することもありますが、有給休暇はしっかり取得できるとのことです。少人数であることを活かし、制度を整えるよりも社員一人ひとりの都合を考慮する姿勢が感じられました。
また、社員の健康管理への取り組みも特徴的です。週2回、栄養バランスの取れたお弁当を提供する制度を導入。これは仕事の合間に軽食で済ませていた社員の様子を見て、経営層が考案したそうです。こうした取り組みにも、社員を思う気持ちが表れています。
印刷業界はデジタル化やペーパーレス化など、大きな変革に直面しています。その中で、60年以上続く同社は時代に応じて業務形態を柔軟に変え、独自の提案や企画を展開してきました。約20年前に開発した「ポスペタ」は大手コンビニエンスストアにも採用。墨田区向島のご当地キャラクター「向嶋言問姐さん」の考案など、地域貢献にも積極的に取り組んでいます。
次の時代のアポロ印刷は、これから入社する社員のアイデアによって大きく変わる可能性を秘めているのかもしれません。

募集要項

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