千葉県出身。建築関係の専門学校を卒業後、派遣の形で3年間、現場監督を経験。そのとき現場で知り合った縁で坂田建設へ転職。マンションの建設をはじめ、学校などの新築や改修にも携わる。入社8年目の現在は、次席という立場で現場を動かしている。
専門学校卒業後に入社したのは、建設業界専門の人材派遣会社。現場監督として3年間、いくつもの現場事務所を経験するうちに、いずれは現場所長としてお金のマネジメントやお客様との折衝にも携わってみたいと考えるようになりました。
しかし実際のところ、派遣社員という立場では所長を務めることができません。そのため、将来のキャリアを考えると、工事全体をマネジメントする総合建設会社に転職するのがベストな道だと思えました。そんなとき、坂田建設の現場を担当。現在の上司から「正社員で働いてみないか」と誘われたのです。
派遣で働いていたときから、仕事内容は変わっていません。しかしいまは、所長をめざすという明確な目標があり、早くそれを実現したいという気持ちを強く持って仕事に取り組んでいます。
これまでにマンションを5~6件、中学校や葬祭場の新築などを担当。地鎮祭に始まり、基礎工事から柱や壁、床などを作る躯体工事、内装、外構工事までトータルに請け負い、お客様に引き渡すところまで、すべてに携わります。
建設現場はいろいろな業種に細分化されていて、一つの部屋を仕上げるのにも、ボード、クロス、床、塗装など20段階くらいある。現在担当している現場では、毎日30業者ぐらいが出入りしています。その中で、事故やケガがないよう安全管理に目を配りつつ、工程を調整し、出来上がりを確認、また別の業者と打合せをし……ということを繰り返す。うまくやらないと作業が流れていきません。そうした交通整理のような仕事が現場監督の大事な役割ですね。
出来上がって足場をばらしたときに外壁が見えてくる。その瞬間は、大きな達成感があります。
特に印象に残っているのは、3年前にやった現場。低層の建物だったので仕上げ業者が一気に入り、忙しさが集中したんです。振り分け作業でバタバタだったんですが、周りから「あそこの現場、大変らしいよ」と噂されていると聞き、負けず嫌いの性格に火が点いて(笑)。力の見せどころだと思って頑張りました。引き渡しの際に、施主の社長様からお褒めの言葉をいただいたときは、やった!という感じでした。
毎日、たくさんの職人さんたちを相手に伝達事項が山ほどあるなかで、「あ、言い忘れた!」というミスも。気づいたときは違う納まりになっていて、もういちどやり直してもらうこともあります。
だからこそ、日頃から職人さんたちとのコミュニケーションは大事だなと感じています。私が心がけているのは、名前を覚えること。「塗装屋さん」「左官屋さん」とか会社名ではなく、その人の名前を呼ぶようにすると、距離がぐっと縮まる気がしています。
また、お互いに意見交換しやすい環境を作ることも、私の重要な役目。実際に作業をするのは私たち現場監督ではなく、職人さん。彼らにしかわからない部分がある。だから、なるべく職人の方たちの話に耳を傾け、相手の立場になって考えるようにしています。
前の現場でもご一緒した職人さんが多いので、現場は和気あいあい。私の性格も把握済みで、「しょうがねえな」と見守ってくれているのかもしれません。
今後は、より規模の大きな現場に携わるのが目標。病院や博物館などの建物にも挑戦してみたいと思っています。
現場監督の仕事は、“地図に残る”という醍醐味があります。でもそれは、続けてみて初めて味わえること。最初は体力的にもきつかったし、仕事を覚えるまでは、監督業らしい仕事より雑用が多いと感じたことも。そういう時期を乗り越え3年経った頃、仕事の面白さや楽しい部分が見えてきました。
どの会社を選んだにせよ、そこで自分が頑張らないとなにも道は拓けない。どこを選ぶかより、選んだところで何をするかということが大事なんじゃないかなと実感しています。
建築現場において、工程管理、安全管理、品質管理と、たくさんのことに目を配り、段取りを整えていくのが現場監督の仕事。工事現場で指揮をとる一方、施工図の作成から、業者の手配や必要な資材納入の段取りなどのデスクワークもある。職人とは違い、実際に工事に携わるわけではないが、何もない状態から建物の完成まで、すべてを見届けられるのは現場監督ならではのやりがいだ。専門職の職人を束ね、そこで信頼関係を築くことが作業を円滑に進めるうえで鍵になる。そのためコミュニケーション力やリーダーシップが必要。常に新たな工法や専門知識を学ぼうという向上心も大事になってくる。
昭和25年設立。建築・土木工事一式を元請けする総合建設業者(ゼネコン)。建築部門では、首都圏のマンション建設をメインに数々の施設建設を手がけ、江戸東京博物館や両国中学校、味の素スタジアムなどの施工実績を持つ。安全で暮らしやすい街づくりのための再開発事業にも力を注ぐ。また、タブレットを活用した「現場検査マイスター」を導入するなど、業務のデジタル化を積極的に図ることで、施工品質の向上や作業負担の軽減につなげている。
社名 | 坂田建設株式会社 |
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住所 | 東京都墨田区本所3-21-10 |
アクセス | 都営浅草線本所吾妻橋駅徒歩7分 |
事業内容 | 総合建設業(主に土木/建築工事業) 再開発事業/土地造成及び建築物の企画/設計/監理/施工 |
募集職種 | (1)土木/建築施工管理業務(2)建築設計業務(3)建築営業業務 |
採用対象 | 新卒(2018年3月卒) / 既卒・中途 |
雇用形態 | 正社員 |
給与 | ・新卒大卒(4年)基本給:220,000円 ・既卒(大卒4年)、中途 基本給:220,000円〜350,000円 ※手当は別途支給 |
福利厚生 | ・昇給/年1回 ・賞与/年2回 ・交通費支給(全額支給) ・時間外手当 ・現場手当 ・各種社会保険完備 ・産休・育休 ・資格取得制度 ・外部セミナー教育参加 |
仕事内容 | (1)施工管理(土木/建築) ・工事現場での施工管理業務 (2)建築設計 ・プレゼン資料作成、基本設計・詳細設計 (3)建築営業 ・既存、新規顧客への建築営業 |
勤務地 | 本社 |
勤務時間 | 8:30~17:00(休憩時間12:00〜13:00) |
休日休暇 | ・年間休日126日 ・完全週休2日(土・日) ・祝日 ・夏季休暇 ・年末年始休暇 ・有給休暇(入社月より) |
応募資格 | ・学歴不問 ・基本的なPCスキル(Excel・Word・PowerPointなど) ・施工管理:施工管理技士優遇、建築設計:1級建築士必須、建築営業:経験者 |
求める人材像 | ・協調性がありコミュニケーシュン能力がある人 ・資格取得意欲が高い人 ・人付合いが苦にならない人 ・成長の意欲が高い人 |
採用予定人数 | (1)土木1名、建築1名(2)1名(3)2名 |
選考プロセス |
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